三笠の山に 出でし月かも|写真マイガーデンシリーズ


三笠の山に 出でし月かも

2014.10.09(00:01) 1742

三笠の山に 出でし月かも

   見事な満月が 三笠の山から 昇ってきました

      1300年前から 変わらぬ景色なのでしょう

   安倍仲麿  遣唐使として 唐に渡ったのですが ついに帰国を果たせぬまま…

      望郷の歌です

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   月の右手の山

      ゴルフ場のように見えるのが 「三笠山

   笠を三段重ねたように見えることから

      三笠山の周囲の山は 「春日山」


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「安倍仲麿 (あべの なかまろ)」 698~770 百人一首

   天の原  ふりさけみれば  春日なる

       三笠の山に  出でし月かも


 あまのはら ふりさけみれは かすかなる みかさのやまに いてしつきかも

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【解】大空をはるかに仰ぎ見れば、月が出ている。
  昔、春日の三笠山から昇るのを眺めた――あの月と、同じ月なのだなあ。

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【語釈】◇天の原 広々とした大空。空を平原になぞらえて言う。
◇ふりさけみれば 遥かに仰ぎ見れば。「ふり」は振り仰ぐ。「さけ」は遠く離す、遠い距離を置く。
◇かすがなる 春日にある。春日は、今の奈良県奈良市東部、春日大社とその周辺の地。
◇三笠の山 春日大社背後の山。
山容が天皇に差し掛ける衣笠(絹張りの傘)に似ていることから、この名が付けられたという。
遣唐使が航海の無事を祈って三笠山の麓で神祇を祭ったことは、『続日本紀』(養老元年二月壬申・宝亀八年二月戊子)に見える。
『万葉集』(巻19、4240題詞)からも、遣唐使が出航前に春日で神を祭ったことがわかる。
◇出でし月かも 「し」は、過去回想・記憶をあらわす助動詞。
作者が月を見ているのは唐においてであるが、その月によって、昔奈良で見た月に思いを馳せている。

≪情報:http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/100i/007.html より≫


   平城宮跡から 三笠山を望めば

       満月がポッカリ浮かんできました

   安倍仲麿は 望郷の念にかられながら

       どんな想いで この歌を詠んだのでしょう

   今も三笠山には 同じ月が 昇っていることだろうなあ

       はい 安倍仲麿さま

   1300年経っても 同じ月が昇ってきましたよ


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三笠の山に 出でし月かも

   
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コメント
yoshi2479さん
コメントありがとうございます

「火星のような雰囲気を持った月」
確かにそうですね
何かに似てるなあ ずっと気になっていたので
yoshi2479さんの言葉で すっきりしました

お月さん
元は地球だったのが 惑星衝突で分裂したものだといいます
望遠ズームではなかなかシャープに撮れませんね
それと低速だと 月が動いてぶれてしまいますから
意外と難しかったりします
今日の記事で 皆既月食アップしました
ご参考にどうぞ

yoshi2479さん
写真ライフ 秋をエンジョイしましょう~♪
 いつもありがとうございます。


> ナイスなタイミングの月景色~。帰って撮ろうと思いましたが、高度が
> あがり、300mm程度ではどうしようもない状況だったのであきらめました。
> 火星のような雰囲気を持った月というのも面白い存在でした。
> 37万km先にある巨大な衛星 地球の質量からして不思議な存在です。
【2014/10/10 00:40】 | クメゼミ塾長 #LCCNbXwA | [edit]
ナイスなタイミングの月景色ですね~。帰って撮ろうと思いましたが、高度が
あがり、300mm程度ではどうしようもない状況だったのであきらめました。

火星のような雰囲気を持った月というのも面白い存在でした。

37万km先にある巨大な衛星 地球の質量からして不思議な存在です。
【2014/10/09 12:30】 | yoshi2479 #- | [edit]
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