『伊豆の踊子』(いずのおどりこ) |写真マイガーデンシリーズ


『伊豆の踊子』(いずのおどりこ)

2013.09.03(00:01) 1336

『伊豆の踊子』(いずのおどりこ)


伊豆の旅 伊豆といえば

   『伊豆の踊子』

川端康成の短編小説。川端の初期の代表的作品で、19歳の川端が伊豆に旅した時の実体験を元にしている

川端康成は本作について、「『伊豆の踊子』はすべて書いた通りで 事実そのままで虚構はないと述べている。

川端康成 私 20歳。一高の学生。 踊子(薫) 14歳。

孤独に悩み、人生の汚濁から逃れようと伊豆へ一人旅に出た青年が、湯ヶ島、天城峠を越えて下田に向かう旅芸人一座と道連れとなり、踊子の少女に淡い恋心を抱く旅情と哀歓の物語。

青年の潔癖な感傷が踊子の清純無垢な心にあたたかく解きほぐされてゆく雪どけのような清冽さと、自力を超えるものとの格闘に真摯な若者が経験する人生初期のこの世との和解の切実さ

20歳の一高生の私は、自分の性質が孤児根性で歪んでいると厳しい反省を重ね、その息苦しい憂鬱に堪え切れず、一人伊豆への旅に出る。

私は道中で出会った旅芸人一座の一人の踊子に惹かれ、彼らと一緒に下田まで旅することになった。
  一行を率いているのは踊子の兄で、大島から来た彼らは家族で旅芸人をしていた。
私は彼らと素性の違いを気にすることなく生身の人間同士の交流をし、人の温かさを肌で感じた。

  そして踊子が私に寄せる無垢で純情な心からも、私は悩んでいた孤児根性から抜け出せると感じた。


IMG_20130830_174957.jpg



下田へ着き、私は踊子やその兄嫁らを活動(映画)に連れて行こうとするが、踊子一人しか都合がつかなくなると、踊子は母親から活動行きを反対された。
明日、東京へ帰らなければならない私は、夜一人だけで活動へ行った。
暗い町で遠くから微かに踊子の叩く太鼓の音が聞えてくるようで、わけもなく涙がぽたぽた落ちた。

       sDSC09688.jpg



作品の背景として、主人公の青年である川端康成には、幼少期に身内をほとんど失っており、2歳で父親、3歳で母親、7歳で祖母、10歳で姉、15歳で祖父が死去し孤児となるという生い立ちがあったため、本作中に「孤児根性」という言葉が出てくる。
また当時、旅芸人は河原乞食と蔑まれ、作中にも示されているように物乞いのような身分の賤しいものとみなされていた。

川端はこの伊豆の旅以来、湯ヶ島の「湯本館」に1927年(昭和2年)までの約10年間毎年のように滞在するようになり、1924年(大正13年)に大学を卒業してからの3、4年は滞在期間が、半年あるいは1年以上に長引くこともあった。
本作を執筆している頃は、湯ヶ島へ転地療養に来た梶井基次郎に旅館の紹介をし、一緒に囲碁に興じたり、本作の校正をやってもらっていたという。
また川端は、ほとんど宿賃を払わないまま湯ヶ島に滞在し続けたと言われ、川端の豪放磊落な一面が垣間見える。

≪『伊豆の踊子』出典:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%B1%86%E3%81%AE%E8%B8%8A%E5%AD%90 より≫


『伊豆の踊子』(いずのおどりこ)

   
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コメント
ランランさん
コメントありがとうございます

> 伊豆の踊子、私も本を読みました
> 映画も見に行きました
> 若い頃読んだので凄く感動しました
> 伊藤左千夫の(地元が舞台)の野菊の墓も
> 同様に胸キュンでした
→ 伊豆の踊り子
映画 沢山 上映されましたね
ピュアな心 いつまでも 持ち続けたいものですね
別れはいつも 悲しみがついて回ります

ランランさん
いつもありがとうございます






【2013/09/03 22:52】 | クメゼミ塾長 #LCCNbXwA | [edit]
こんばんは~
伊豆の踊子、私も本を読みました
映画も見に行きました
若い頃読んだので凄く感動しました
伊藤左千夫の(地元が舞台)の野菊の墓も
同様に胸キュンでした
【2013/09/03 21:30】 | ランラン #ncVW9ZjY | [edit]
香月 りら さん
コメントありがとうございます

青春時代の多感な異性への想い
胸がキュンとなりますね
ラストで 頷くシーンがありますが
読者が どちらが頷いたのですか?
という質問に川端康成自身が「踊り子に決まってるでしょう」
一人称で物語りは進み ここだけは 踊り子の「薫」が
頷く 最後に受け止めたという意味でしょうか…?

踊り子の像は正面からでは代わり映えしないので
バックから逆光で狙ってみました
自分としては意外性があって気に入った写真です
この像は「浄蓮の滝」の入り口にあります

りらさん
色々な知識が豊富で いつも参考になります
ありがとうございます。


> 川端康成 伊豆の踊子
> あまりにも名高い作品であり
> 幾度化映画化もされ 知らない人はいないでしょう
> 私も何回となく読みなおしました
> 短編ですが 一生涯 心に残る作品となりました
> 「初恋」を描いた作品は 他にも多くありますが
> その中でも名作の一つでありましょう
> 最後の場面では いつも泣いてしまいます
【2013/09/03 12:03】 | クメゼミ塾長 #LCCNbXwA | [edit]
川端康成 伊豆の踊子
あまりにも名高い作品であり
幾度化映画化もされ 知らない人はいないでしょう
私も何回となく読みなおしました
短編ですが 一生涯 心に残る作品となりました
「初恋」を描いた作品は 他にも多くありますが
その中でも名作の一つでありましょう
最後の場面では いつも泣いてしまいます
【2013/09/03 06:16】 | 香月 りら #sSHoJftA | [edit]
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